ブログ記事

blog【院長ブログ】下痢が長引いている

2024.04.02

下痢の原因と対処法

下痢の早期改善策

水分補給の重要性

下痢で失われた水分を補うため、水分補給を十分に行います。特に経口補水液が推奨されます。

食事の見直し

消化が良い食べ物を選びましょう。おかゆや柔らかく煮込んだうどんなどが適しています。

タンパク質の摂取

傷ついた粘膜を修復するため、豆腐や卵、鶏のささみなどのタンパク質を含む食品を摂取します。

乳酸菌の利用

ヨーグルトや納豆などの乳酸菌含有食品を摂ることで、腸内環境を整える手助けをします。

体の保温

体が冷えないようにし、安静に保つことが回復を早めます。

下痢の時に避けるべきこと

食生活の誤り

消化吸収に悪い食品や、脂肪分の多い肉類、ラーメンなどは避けましょう。

刺激物の摂取やアルコールや炭酸飲料、香辛料などは腸の運動を過剰にし、症状を悪化させます。

過食

暴飲暴食は腸に過度の負担をかけ、下痢を引き起こしやすくします。

生活習慣の乱れ

ストレスや睡眠不足は自律神経のバランスを崩し、腸の機能に悪影響を与えます。

市販薬の使用について

市販の下痢止めや整腸剤の利用は、症状が軽い場合に限られます。しかし、下痢の原因によっては効果がないため、症状が続く場合は医師の診断が必要です。

長引く下痢の原因

消化機能の低下

暴飲暴食や胃腸の冷えが原因で、消化機能が低下し、下痢が続くことがあります。

自律神経の乱れ

ストレスによる自律神経の乱れが腸の過剰反応を引き起こし、下痢につながります。

刺激物の過剰摂取

アルコールや香辛料の過剰摂取が腸を刺激し、下痢を引き起こすことがあります。

 

症状が重い、腹痛が続く、どんどん悪化する、脱水症状が見られる、発熱や血便がある場合は、直ちに病院を受診しましょう

深刻な疾患の可能性

潰瘍性大腸炎・クローン病

慢性的な消化管の炎症が続き、下痢が起こる疾患です。

慢性膵炎

膵液の分泌減少により、下痢を引き起こします。

虚血性腸炎

血液供給の障害による腸機能の低下が原因です。

大腸がん

腫瘍による大腸の狭窄が、下痢と便秘を繰り返す原因となります。

 

下痢が3日以上続く場合は、単なる一時的な症状ではなく、深刻な病気のサインの可能性もあるため、専門医の診察を受けることが重要です。

072-422-0540

WEBお問い合わせ