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blog【院長ブログ】大腸カメラの検査後

2023.05.05

大腸カメラ検査後の注意点

大腸カメラ検査後は観察時に腸内にガスが沢山入っているので可能な範囲でおならをしましょう。おならが出るに従い腹満症状は徐々に改善します。

検査後問題がなければ直ぐに検査結果の説明になりますが、患者様の状況に応じて点滴の追加や生体モニター管理下観察を行うこともあり、安全を最優先しての対応となるでしょう。鎮静剤使用した場合、検査後1日は車の運転はできません。

 観察のみで検査が終了した場合

お腹が落ち着いてから温かい飲み物を提供させていただきます。その後気分が悪くならなければ、軽い食事をされても大丈夫です。

生検検査・内視鏡手術を施行した場合

術後しばらくの食事・生活に関する注意事項の説明があるでしょう。検査結果は検査当日に結果をお伝えられず、次回外来診察日に詳細の説明を受けるのが一般的です。

内視鏡手術後の注意点

最初は少しの水分から飲水を行います。その後1週間は胃腸に優しい食事を心がけましょう。アルコール、香辛料、炭酸飲料水、脂っこいもの、刺身等の生ものなどは避けることで偶発症の発症を減らせます。

特に大きなポリープを切除した場合は後出血の可能性が高いため、より慎重な対応を行います。止血剤点滴、内服処方を行い、翌日に診察のため来院して頂くことが必要です。大きなトラブルが無ければ流動食(ヨーグルト、ゼリー等)からスタートし、お粥や素うどん、そして通常食と慎重に進めることが大切です。

腹圧のかかるゴルフ、テニス、ジョギングなどの運動、出張、旅行は避けましょう。

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